個人の意識改革を通して 組織の風土改革をサポートします

失敗する会議

会議が機能していない?

現在、多くの組織で会議が機能していないという声を聞きます。

  • 会議が議論の場ではなく、単なる報告の場になっている
  • 会議で意見を求めても、部下が発言しようとしない
  • 上司ばかり発言して、一般社員は発言できない
  • 声の大きな人の意見だけで場が進んでいく
  • 会議で決めたことが、なかなか実行されない     等々

会議が機能していない組織では、パフォーマンスが上がるわけもありません。

会議にも機能しない会議と、機能する会議があるのです。


「会議が機能しない」のは、どんな場合?

① 人間関係ができていない

あなたは、信頼のおけない相手に、
自分の本心を伝えられるでしょうか?

たとえば、本心を伝えた結果、自分が窮地に追い込まれるような可能性がある場では、
私たちはとても真意を語ることはできません。

信頼関係の成立していない場に
どのようなファシリテーションスキルを持ってきたとしても
コミュニケーションが成立する訳がありません


② 対立を恐れる場になっている

たとえ人間関係がまずくはなかったとしても、
参加者が意見の対立を恐れる場になっていれば、
活発な対話は難しくなるでしょう。

たとえば以下のような場合です。
(1)「意見」と「人間性」を同一視している場合
相手の意見を否定した場合に
相手が人間性を否定されているかのように感じる場であれば
自由な意見を交わすことができないのは当然でしょう

(2)「意見」が評価に直結する場合
自由な意見を述べた結果、
それによって自分の査定が決まるとすれば
こわくて発言できなくなるのも無理はありません。



③ 答えが上司にある

上司が「唯一の正解」を持っている場合には
やはり会議は機能しません。

何を言っても結局は上司の方針通りに決まってしまうのであれば
「発言してもどうせムダ」というムードが場に現れます



④ 同じパラダイムにはまっている

上の①~③をすべてクリアしていたとしても、
参加者が似たような視点しか持っていないとしたら
会議で新しい発想を見出すことは不可能でしょう。

一人が「難しいと感じる問題」を
他の全員も同じように「難しい」と感じていれば、
「頑張るしかない」などという
役にも立たない結論が引き出されるだけに終わってしまいます。

ですから、会議には様々に異なる立場の参加者を集める必要があります。
その議題に関わる全員が集まっていることが理想です。


⑤ 「正解は一つ」というパラダイムが優勢である

「機能しない会議」を生み出す最大のものの一つがこれです。

会議の場で、議論している課題に対して
「どこかに唯一の正解が存在する」という思い込みがある場合
その会議はほとんど機能しなくなります。

「正解を見つけた」と思った参加者は…

当然ながら、その唯一の正解に向かって
お互いに場をコントロールしようとするでしょう。

コントロールは活発な対話にとって役に立ちません

他者をコントロールしようという意図が見えた途端、
私たちはそれに対して見えない抵抗を始めることがほとんどです。

なぜなら私たちは「人の思惑通りに変えられたくない」存在だからです。

結果として、一方があるいは双方ともに、不承不承、妥協を強いられた場合
そのような会議の結論に対して、自分事として関われるわけもありません

「正解が見つけられない」と思う参加者は…

当然ながら、他者の提示する「唯一の正解」に対して
異議を唱えることなく追随しようとするでしょう。

ここに活発な対話は起こりようもありません。



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